書き手の我が家は読書の秋ってことで子供たちに絵本をついつい買ってしまう激甘な父親です。先日もCD付きの絵本を購入し、読み聞かせしながら実は私が音読の練習しています。笑 スマートフォンの普及で読めるけど書けなくなった漢字も増えましたが、声に出して読む機会も減ってしまったなと。皆さんは最近も本は読んでますか?またオススメの本があれば教えてください。
さて、前々から告知を行っていたICT施工の体験会を弊社企画運営で開催しました。建設業DXってことであらゆる文献やニュースで簡素化や機械化、無人化などを打ち出していますが、現場によっては電波が届かない課題や大型機械が設置できない現場など、まだまだ分野として発展途中なのが実情です。しかし将来的には確実にあらゆる現場や工種でもAIやビッグデータの活躍、弊社規模の会社でもICT施工が一般的になることでしょう。それを見越して弊社ではICT施工を前向きに導入しています。その実績を、同じ地域の業者さんらにも浸透させることと、発注者の皆さまにも参加いただき相互理解を深めて業界全体を発展させる機会として企画運営しました。
体験できた内容を振り返る
体験会の内容はドローンを活用した測量と、MG(マシンガイダンス)を取り付けた重機の操作体験です。当日は参加者を発注者、建設会社の2組に分けて相互に体験をしていただきました。弊社だけでは補えない作業については協力企業として協栄調査測量設計事務所さんと日立建機日本株式会社さんに各ブースを担当していただきました。当日の体験会現場は山間部にあり、迷ってしまう可能性もあったので弊社を集合場所に定めました。ここだけの話、当日になって受付の清掃をしました。笑 気が付いて良かった!
進め方を振り返る
現場ではオープニングで弊社の代表から挨拶と、現場代理人より工事内容の説明をしました。より身近に感じていただくために、ICT施工を導入しているなかでの課題点もここで少し述べたことが参加者にとって質疑応答しやすい環境になっていたと良い評価を後のアンケートでもいただきました。
それぞれのブースを振り返る
測量ブースではドローンを用いた測量により軽減した負担や、作業の流れを説明し、これまで人数とかなりの時間が必要だった測量作業に対して、変化してきたことを中心にお話いただきました。また、高周波や携帯端末を持ちながら人員を削減して測量を行う体験などでICTに触れていただきました。しかし、ある程度測量に対しては流れが分かっていないと一人ですぐにできるというわけではありません。それらも今後の課題として、根本的な担い手不足の解消を業界全体でもしていかなくてはならないなどの意見交換ができました。
重機体験ブースでは、MG(マシンガイダンス)とMC(マシンコントロール)の違いや、設置できない理由、モニター操作やICT施工を導入していない現場と導入している現場の違い(主に長張りを掛けなくて良いメリットなど)を説明し、試乗操作していただきました。操作する中で「これは重機操作を全くしたことがない人でもできるか?」などの質問も受けましたが、そんなことはありません。すでに取り組んでいる弊社としても、ある程度図面を見て完成形を想像しながら作業するもの(あくまでも操作補助)として捉えていると伝えました。
まとめ
何よりも嬉しかったのは体験会後のアンケートで集計すると「満足する体験会だった」結果が多く喜んでいただけた事です。それでもタイムスケジュールや体験会の時間配分などに課題は残し、これは次回改善できるようにします。なによりも体験会を企画運営することで弊社としても学ぶ事が多くあり、ほどよい刺激にもありました。ご参加いただいたみなさまあっての体験会、本当にありがとうございました。協力会社の皆さまにも感謝。