シゴトの様子

いつも体験ではなく見学になってしまう悩み

百聞は一見に如かず(人から何度聞くより、自分で一回見た方が確かである)で、実際に見ることで受ける刺激は多いでしょう。さらに実際に手も動かせるとより刺激は高まる。それが分かっていても、なかなか中学生の職場体験時に「中学生ができる仕事を作る」ってのは、どの企業さんも苦労されてるのではないでしょうか。もちろん弊社も例外ではありません。みなさんの企業ではどのような受入れをされてますか?

職場案内を紹介します。

この日、訪れたのはグループ会社の新興車輛株式会社です。マツダ車の販売、小型から大型・重機まで車輛整備をしている会社です。あいにくの雨模様でしたが、店長さんに一通り新車の案内をしていただけました。運転席に座る経験や、最近のガソリン・軽油注ぎ口の開け方など大人の私でも知らないことが多く、書き手の私が興奮していました。もちろん試乗もできますので、興味のある方は足をお運びください。

次に小型の整備についての説明を工場長より受けます。リフトで車を上げ、下から車を覗いてみたり、空気圧、最近では故障確認をケーブルをつないでPC上で点検作業する様子を見ました。中学生の男の子たちは建設事業部の重機や、カッコいい車に対して興味もあるようで、嬉しそうに話を聞いてくれていました。新興車輛はエコアクションにも取り組んでいて、環境に配慮した作業環境を整えながら、社員さんも働きやすい環境だと熱弁。良い取り組みはどんどん広げて知っていただきましょう。

次に、場所を変えて向かったのは砕石事業部の砕石生産工場です。運転して砕石場が見えた瞬間に「え?動いてるんですか?」と、大きなプラントが動いている様子を見ただけで驚いていた様子です。ここでは原石を生コンの材料や、敷砂利などの大きさに割っていき大きさを揃えて製品にして出荷する工程を見学しました。(石はとりごえ販売所でも販売しています。)高いところが少し苦手と言っていた参加者も、原石の投入口から、ライン、スクリーンまでの工程を歩きながら確認しました。事務所に戻り、改めてどのような用途で砕石を使用するのか、愛媛県にある山で採石できる石の特徴などを課長に伝えていただけました。

まとめ

話を聞くだけでなく、実際に足を運び、その場所を一緒に歩くことで五感を通じて多くの刺激を得られたのではないでしょうか。弊社では就職前に職場見学を推奨しています。この中学生の受入れをしていても改めてその大切さを思います。グループを通じた案内をしていますが、それには意味もあり、グループ間の異動も実績としてあるからです。たとえ就職してみて合わない場合は部署を変えて再度挑戦もできる環境が弊社にはあります。中学生に多くの仕事があることを伝えながら、今後はどのように就職希望の方たちに弊社の魅力を伝えるのか私も学ばせていただけてます。最後までお読みいただきありがとうございました。ご安全に!