建設産業って人気がないといわれていますが、そんなことはないぞと言いたい。皆さまは建設産業に対してどのような印象をお持ちでしょうか。怖そう?汚れそう?危なそう?もしネガティブな印象をお持ちの方がいれば、そんなことないですよ。「あの頃を思い出して!」と伝えたい記事です。この記事を読み終えたころにはきっと弊社の職場見学申込で申込入力をしていることでしょう。
おまつり村に参加してきたので紹介します。
明治天皇の誕生日、文化の日でもある11月03日には毎年隣町大洲で大洲祭りが開催され、肱川の河川敷にある緑地公園には、おまつり村広場(大洲青年会議所主幹)が開村されます。弊社は愛媛県建設業協会喜多支部に所属しており、以前より建設業の魅力を伝えられる機会を伺っていました。「何とかしよう」と建設業協会喜多支部青年部の石岡さん(当時の青年部会長:写真右)が数年前にきっかけを作り、大野さん(現青年部長:写真左)が同じ志で思いを紡ぎ、高校生に対して説明会を実施したり、重機や測量体験ができる機会を提供しています。しかし参加者もそこまで多くはなく、広く発信することができないことに課題も感じていました。≪過去記事:高校生に向けた建設業体験イベント「でっかくASOBO」≫
思春期と重機体験
当日は270名を超える体験者。
おまつり村広場の一画に重機を置き、フォトスポットや操作ができる機会を提供したところ多くの参加者に建設産業に触れていただくことができました。しかし、気が付いたんです。「こんなにたくさん人がいるのに、小学生や小さな子しか重機操作の体験をしてない」と。そりゃ思春期になって人目に触れられる中で重機の操作をしたい中学生、高校生、大学生は少ないわなと。それでも勇気を振り絞って参加してくれた高校生もいました。本当にありがたく、勇気を出してくれたことに感謝です。社会人の方も数名体験されたようで、建設業に触れる良い機会になったと設営した私たちは感じました。
おまつり村への来場者は過去に7,000名程とデータもあります。270名の参加者があったのは、おまつり村広場に遊びに来ていただいていた参加者がそのまま私たちの体験ブースに足を運んでくれるようにランドマークとして大きな重機を設置したことがよかったのではないでしょうか。
子供のころの素直な気持ちを思い出して!
砂場で遊んでいたあの頃、ラジコンに夢中になった日々、プラモデル作りに没頭したあの時間、ものづくりや大きな乗り物って、男子はもちろん女子だって子どもの頃は憧れていたのでは?今でもいくらかの大人はそうなのかもしれないと思ったのは社会人の方も参加してくれたからです。心のどこかで大きな機械に「乗ってみたい」「動かしてみたい」と興味があったけど、これまではできなかった。重機に乗ることだけが建設業ではありませんが、砂場遊びの延長として地山の掘削を、ラジコンの延長として重機操作、プラモデル作りの延長として橋や道路、建物など構造物の施工を。子供のころの素直な気持ちを思い出して建設産業に飛び込んできてください。
まとめ
建設産業全体の底上げができるように愛媛県建設業協会喜多支部青年部で取り組んだ事業をお届けしました。これからは高校生の授業の一コマに出張して重機体験を企画していくようです。一社だけだとできないことも、協会としてならばできることも幅が広がります。冒頭に記載した通り、あの頃を思い出せば、重機に乗ってみたい気持ちが再燃したのではないでしょうか。愛媛県南予にお住いの方への朗報です。久保興業株式会社では職場体験を随時募集しています。高校生、専門学生、大学生、社会人と視野を広げるために気軽にお申し込みください。(※お近くの企業に問い合わせしても対応いただけると思います。)
出張授業や建設重機体験も愛媛建設業協会喜多支部にご相談ください。
≪今回参加した建設業協会組合員企業≫
富永建設(株) 愛媛舗道(株) (株)扇建設 香川建設(株) 谷本建設工業(株) 村上工業(株) 川上建設(有) (株)ひじ建 石岡建設(株) (有)長浜建設 (株)西田興産
≪準備≫
大久保建設(株) 中川建設株式会社 河辺建設(株)